住宅ローンに関する相談はいつ頃行うべき?具体的なタイミングを知ろう!

公開日:2023/08/15


住宅購入にかかる費用は高額です。しかし、住宅購入の全額を現金で購入できる方は限られています。住宅購入を考えている多くの方にとって、住宅ローンは必要不可欠。ですが、住宅ローンに関する知識が不足している、必要な手続きがわからないなどの場合が多々あります。今回は住宅ローンに関する相談の具体的なタイミングについて解説します。

住宅ローンに関する相談はいつ頃行うべき?

住宅ローンに関する相談は、物件購入を検討しはじめる段階で行うことがおすすめです。ただし、不動産を既に所有している、物件購入がはじめてではない方の場合、相談を省いて申し込みをするかもしれません。

しかし、物件購入がはじめての場合、必要な手続きや、審査の流れがわからず困惑してしまいます。物件購入の知識がないと審査のタイミングを間違ってしまい、融資実行が遅れる場合や、融資自体が受けられないというトラブルが発生する恐れもあります。したがって、はじめての方は物件購入を検討する段階で相談するといいでしょう。

住宅ローンの申し込みタイミング

住宅ローンの申し込みタイミングは、物件購入を決めたあとに行うのが一般的です。

住宅ローンは、申込み、事前審査(仮審査)、本審査(正式審査) 、契約、融資実行の流れで行われます。事前審査と本審査は、それぞれ呼び方が異なる場合がありますが、意味は同じですので問題ありません。参考までに、住宅ローンの流れは以下のような流れになるためご確認ください。

申込み

住宅ローンの申し込みには、必要な書類や情報を用意する必要があります。金融機関によっては、インターネットや郵送で申し込みができる場合があります。

審査

住宅ローンの審査には、事前審査と本審査の2段階審査があります。事前審査は、申し込み書類をもとに、借り手の信用情報や返済能力を確認し、融資可能かどうかを判断する審査です。事前審査の結果は金融機関にもよりますが、3〜1週間で通知されます。

本審査では、事前審査に比べ、より詳細な情報をもとに実地調査などを行い、融資する金額や金利、返済条件、団体信用生命保険などを最終的に決定する審査です。審査期間は1〜2週間かかることが多く、事前審査に比べて長期的になります。

契約

本審査が承認された場合は、金融機関と金銭消費貸借契約が必要です。契約書には、融資する金額や金利、返済期間、返済方法などが記載されます。また、住宅を抵当に入れるための手続きも一緒に行われます。

融資実行

契約が成立した後に住宅ローンの融資実行が行われます。融資実行とは、住宅ローンの契約を結んだ金融機関から申込者の口座に物件の購入代金が入金されることをいいます。入金された資金から住宅購入や建築などに必要な支払いが行われます。事前審査から融資実行までの期間は、早くて1か月弱〜1か月半ほどかかります。

金融機関や住宅ローンの選び方は?

住宅ローンの返済期間は数十年に及ぶことが多く、多額の借入金額になることもあるため、自分にとって最適な返済プランや金利、返済期間などを検討する必要があります。自分にあった住宅ローンを選ぶためには、複数の金融機関を比較して検討することが大事です。

しかし、住宅ローンは探しはじめたらキリがありません。そのため、時間がかかっても大丈夫なように余裕をもった行動をとる必要があります。

住宅ローンの実行日・返済開始のタイミング

住宅ローンの融資実行日は、物件の引き渡し日が一般的です。引き渡し日に、住宅ローンの契約を結んだ金融機関から申込者の口座に振り込まれます。入金された金額から住宅購入の費用などに支払いをすることになります。住宅ローンの返済開始のタイミングは、融資実行後に所有権登記が行われ、一定期間が経過したあとになります。

金融機関によって開始時期は異なりますが、一般的には融資実行から約1か月後から2か月後くらいが返済開始となります。住宅ローンの返済開始日が決まったら、毎月の返済日や返済金額、返済期間などを確認し、確実な返済計画を立てることが大切です。

住宅ローンの融資実行や返済開始のタイミングには、一定のルールがあります。契約前に必要な費用や手続きについては、事前に金融機関から説明を受けるようにし、納得した上で契約することが大切です。

まとめ

今回は住宅ローンに関する相談の具体的なタイミングについて解説しました。住宅ローンは、申し込みからはじまり、2段階の審査を通して契約が成立します。住宅ローンの申し込みからの流れは、今回解説した住宅ローンの流れ通りにいけば問題はありません。

しかし、注意点があります。金融機関に住宅ローンを申し込むタイミングの遅れ、審査に提出する書類などの不備が重なると融資実行が遅れる場合があることです。融資実行が遅れてしまうと、物件の引き渡し日に住宅購入費が支払えないなどのトラブルが発生する可能性があります。

事前に、住宅ローンの相談や申し込み、書類の準備など余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。住宅は人生の3大支出の1つ。他人任せにするばかりではなく、自分自身でも知識をつけて対応するようにしましょう。

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