住み心地のよい新居を手に入れよう!土地探しのコツとは
住宅の購入にあたっては上物となる建物の間取りをどうするか、どんな設備を導入するか気にする方は多いでしょう。ただ、よい住み心地のためには、建物を建てる土地も重要になります。せっかくのマイホームの購入で失敗しないために、どうやって土地を探したらよいのか、そして土地を選ぶときのポイントは何なのか、紹介します。
家を建てる前に土地を探そう!
家を建てる際に必要になるのが、家を建てる「土地」です。憧れのマイホームを建てるとなると、家の間取りをどうするか、外観のデザインをどうするか、どんな設備を導入するかなど建物や外構に目が向きがちですが、それ以上に家を建てる土地をどうするかも重要です。
土地探しで失敗してしまうと、住み始めてからこんなはずではなかったと不満がたまりかねません。そこで土地を探すためにはどういったことを知っておく必要があるかお伝えします。
まず、土地を探す際には、希望する土地の地域と予算を決めること、そして土地に求める条件の優先順位を決めることが重要です。どのあたりの土地を購入したいのか、予算はどのぐらいなのかしっかりと計画を立てます。その際には、土地代以外の手数料や税金がかかるということを念頭において予算計画をたてることが必要です。
続いて土地に求める条件を検討します。どうして家を建てるのか、家を建てることでどのような希望をかなえたいと思っているのか、こうしたことをあらかじめ整理しておくことで、後々予算の関係でいくつかの点を妥協することになったとしても、家を建てた後でこんなはずではなかったと後悔することを防げるでしょう。
土地を探す方法にはどんな種類があるの?
希望する土地の地域や予算、条件の優先順位を決めたらいよいよ土地を探しますが、土地を探すためにはどういった方法があるのは紹介します。これが正解という方法が決まっているわけではないので、それぞれの方法のメリットやデメリットを理解したうえで、自分に合った方法で探してください。
大きく分けると、
1)不動産会社に依頼する
2)現場に足を運んで自分で探す
3)インターネットや情報誌を閲覧して探す
4)ハウスメーカーに依頼する
という方法があります。
まず土地を探すということで思い浮かぶのは、不動産売買の専門家である不動産会社に依頼するということかもしれません。この場合には、どの不動産会社に依頼をするかが非常に重要になります。土地の売買を得意とし、希望地域の情報に精通している会社を選びましょう。
次に現場に足を運んで土地を探すという方法です。希望する地域が近くにある場合には、自分で現地を訪れて、売地や空き地、古家付きの土地がないかどうか調べてみることも一手です。実際訪れることで、周囲の雰囲気やアクセス、生活の便など具体的にイメージできます。
ただし、必ず土地が見つかるとは限らないですし、素人では見極めきれないことも多いので注意が必要です。
続いて、インターネットや情報誌を利用して自分で土地を探すという方法です。とくにインターネットは膨大な情報を自宅に居ながらにして見られるため、希望する土地の予算感等を知るという意味でも有用な情報源の一つです。ただし、必ずしも最新の情報が掲載されているわけではないという点には注意が必要です。
最後に、ハウスメーカーに依頼するという方法です。ハウスメーカーによっては、注文住宅用の土地を取り扱っているところも多数あるので、ハウスメーカーの希望がある場合には家を建てる土地も一緒に依頼するのもよいでしょう。
家を建てるには、土地探しと建屋のプラニングを同時に進めることになるので、ハウスメーカーに依頼すればこれらを同時に行えるというメリットがあります。
土地を選ぶ際の5つのポイントとは
さて、このように色々な方法で土地を探しますが、どの際にどのようなポイントに注意すればよいでしょうか。ここではそのポイントを5つ紹介します。
この5つのポイントとは、
1)立地
2)形と方角
3)高低差
4)境界線
5)災害リスク
となります。
もちろんこれら5つのポイントをすべて満たす土地はなかなか見つからないので、どのポイントを優先するのかしっかりと優先順位をつけておくことが重要になります。
まとめ
家を建てる際に必要となる土地探しについてご紹介しました。憧れのマイホームで夢のような暮らしを実現させるためには、まずは家を建てる土地をしっかりと見つけることが重要です。どんなによい建物であっても、その建物が建っている土地が自分たちの希望と合っていなければよい住み心地を得ることができません。
一生に一度の大きな出費とまでいわれるマイホームの購入なので、住んでみて「こんなはずではなかった」と後悔しないためには、建物を建てる土地探しは入念に行うことが大切になります。そのため、ここでご紹介した土地探しの方法や、土地探しにあたってのポイントなどを活用していただき、満足のできる土地を見つけ出しましょう。