マイホームが欲しい!住まい購入の前にまず考えるべきこととは

公開日:2022/12/01

夢のマイホームでは絶対に失敗はしたくない、誰もがそう思っているはずです。しかし、実際に物件を見始めて、いろいろと調べていくと何をどう決めていけばよいのか途方に暮れてしまう人も多いのではないでしょうか。今回は、そんな人のために理想のマイホームを手に入れるために最初に考えるべきポイントを分かりやすく解説します。

順序立てて決めよう!予算・借入額を決めるには?

マイホームを検討するにあたって、何よりも先に決めるべきはやはりお金でしょう。予算や借入金額がある程度固まれば、それに見合った具体的な物件を探せるようになるからです。では、予算や借入額はどうやって決めればよいのか。この章では、予算・借入学の決め方の例をご紹介します。

まず自己資金を決めてしまう

予算については、まずいくら手元資金が出せるかを決めてしまいましょう。あとで詳しく説明しますが、実は借入額については年収や年齢によってある程度借りられる金額は決まってきます。そのため、人によって一番ブレが出てくるのが、この自己資金額です。

ただし、自己資金額といっても、頭金だけではないという点に注意しましょう。住宅購入には、物件購入費以外にも登記費用、引越し費用や新しい家具の費用などさまざまな費用がかかります。こうした費用もすべて含めて、いくら手元資金を出せるかを決めるのがポイントです。

その後の生活も考えて自己資金を決める

また、今ある手元資金をすべて自己資金にあてるのはおすすめできません。自宅を購入した後の新生活には何かと出費が多いうえ、不動産取得税や固定資産税などの税金も払わなければなりません。

そうした費用に耐えられるような貯金を残しておくのはもちろん、万が一への備えや子どもの教育資金などもしっかり確保したうえで、出せる金額を考えましょう。

借入金額シミュレーションをする

次は借入額です。先ほど軽く触れましたが、年収や年齢によって借入の目安はほぼ決まっています。金融機関のホームページなどにシミュレーションができ、年収など必要な数字を入力すれば目安額が出てきます。

しかし、ここでも注意が必要です。シミュレーションのやり方には、年収から限度額を出すタイプのものと、毎月返済額から逆算して借入額を出すタイプのものの2種類があります。このうち、前者では年収対比で年間返済額が30~35%程度になるように借入金額が決められます。

しかし、実際返済率35%というのはかなり負担が重く、一般的には年収対比25%が無理なく返済できる目安とされています。そのため、おすすめのシミュレーション方法は「年収×25%÷12か月」で毎月返済額を計算したうえで、返済額から逆算する方法を試すことです。

自分に合った住宅タイプを決めよう

ここでは、いくつかある住宅タイプごとにおすすめできる人をご紹介します。

一戸建てかマンションか

この問題は、皆さんも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?これは、重視する点によって答えが変わるため、一概にいうことはできません。しかし、それぞれがどういったタイプの人に向いているかは、端的にいえば次のようになるでしょう。

まず戸建ては、じっくりと子育てをしたい人に向いているでしょう。戸建てはマンションとは違って下の階への足音などを気にする必要はないうえ、子どもが夜泣きをしても隣家と離れていればそれほど問題にはなりません。また、庭つき物件もあるので、家の自由度も高くなっています。

一方で、マンションが向いているのは利便性やセキュリティ面を重視する人です。マンションは、戸建てに比べれば同じ立地条件でも値段が安い傾向にあります。そのため、駅近物件や交通の利便性の高い物件でも比較的手に入れやすいはずです。

また、近年ではオートロックや監視カメラも標準装備されており、セキュリティ面は戸建てに比べて高い物件が多いでしょう。

建売住宅か注文住宅か

戸建て物件では、さらに建売か注文かという問題もあります。すでに土地を保有している人であれば注文住宅がおすすめですが、そういう人はそれほど多くはないでしょう。

おおまかなタイプとしては、建売住宅ではすぐに入居をしたい人や、間取りや外観にこだわらず比較的安くマイホームを手に入れたいという人が向いているでしょう。一方で、注文住宅は一から家のデザインを決められるため、内装や外観にこだわりたい人やお願いしたい設計事務所やメーカーが決まっている人になるでしょう。

立地や土地について考えよう!

どんな家に住むかも大切ですが、一方でどんな土地に住むかも必ず考えなくてはならないポイントです。

交通の利便性

まず気になるのが、公共交通機関とのアクセスのよさです。最寄り駅までは徒歩圏内か、勤務先までは乗り換えなく行けるかどうかなど、それぞれの生活スタイルに合わせて重視する点を決めて絞り込みを行いましょう。

生活環境

交通の利便性とともに気になるのが、周囲の生活環境だと思います。買物ができるスーパーは近くにあるのか、コンビニや医療機関からはどれぐらい離れているか、また子どもがいる家庭にとっては学校や公園との距離も重視すべきポイントでしょう。

また、忘れてはならないのが行政サービスの質です。その自治体は、補助金や行政支援が行き届いているかも生活していくうえでは欠かせない要素といえます。

治安・防災対策

さらに治安や防災面もチェックしたいところです。治安という観点からは、周辺の犯罪率は高くないか、駅から家までの道に街灯が設置されているかなどを確認しておくとよいでしょう。防災の観点からは、ハザードマップや活断層マップ、さらには災害発生時の避難場所である学校や広い公園、高台の場所が確保されているかも事前に見ておくべきです。

注文住宅では土地選びも重要

建売住宅ではすでに建物ができあがっているので、土地に対する問題は比較的出てきにくいといえます。しかし、注文住宅の場合では家を建てた後に、日当たりや形状など土地の使い勝手の悪さに気付くことがあります。

こうした事態を避けるために、注文住宅でもある程度の建物完成後イメージを事前に持ちましょう。もし施工業者が先に決まっているようであれば、土地の資料を見せて何か問題が発生する可能性はないかを相談してみるとよいでしょう。

困ったときは住まい相談窓口へ!

以上がマイホームを購入する前に確認しておきたいポイントとなります。少しは頭の中が整理できましたか。何となくは分かったけど、やっぱり難しそうだなと感じている方もいるでしょう。そんな方は、お近くの住まい相談窓口で相談してみるとよいでしょう。

住まい相談窓口は、中立公平な立場から今回解説したような住まいに関するお悩み相談に答えてくれる窓口です。皆さんが心配するような何かの商品を無理に進められるということもないうえ、相談はすべて無料で乗ってくれます。今回の内容で1つでも疑問点やすっきりしない点があれば、ぜひ一度相談に行ってみることをおすすめします。

まとめ

今回は住まい購入の前に検討すべきことというテーマで解説をしました。実際、夢のマイホームを購入するにあたっては、ここで書いているようには簡単には決められないことばかりだと思います。

しかし、いくつも物件を見ていくなかで本当に自分たちが譲れない、これだというポイントが見つかっていくでしょう。その過程で、住まい相談窓口などの専門家の知識を上手に活用し、最終的に皆さんが納得できるマイホームにめぐり合えることを願っています。

京都府でおすすめの住まいの相談窓口5選!

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