注文住宅を建てたいけど担当営業はどう決まるの?よくあるトラブルと回避法
これから注文住宅を建てたいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。注文住宅を建てるためには、業者の営業担当者と信頼関係を構築する必要があります。そのときの営業担当者のレベルで住宅の品質や性能が決定するといっても過言ではありません。どのようにして営業担当者が決定するのか見ていきましょう。
通常の営業担当者の決まり方
誰が担当になっても不思議ではありません。あらかじめ営業担当者を希望するときは、指名できるときは指名しましょう。難しい場合はマネジャークラスや主任クラスを希望するというようなかたちで伝えておくとよいでしょう。
その場に偶然居合わせた人が営業担当者になる
こちらは一番多いパターンです。店舗やモデルハウスの見学のために足を運んだときに、偶然居合わせた人が営業担当者になります。新入社員が研修目的でその場に居た場合は、ほかの社員に担当が交代する場合がありますが、よほどのことがない限りこのようなパターンになります。つまり、自分から希望を伝えることが難しいだけではなく、よほどのことがない限り、注文住宅が完成して引き渡してもらえるまでの長い間、関係を構築することになります。
職業や年収で判断されることがある
モデルハウスや店舗を訪問する前に予約した場合は話が別です。問い合わせフォームに入力した内容に基づいて、店舗内で営業担当者を決定します。たとえば、高級な住宅の購入を顧客が希望している場合は、ある程度ベテランで実績が豊富なマネジャークラスが対応する場合があります。年収が高い場合も同様です。
その理由は、購入意欲が高いだけではなく、高確率でオプションなどの購入もしてもらえるからです。また、そのような顧客に新入社員をつけるのは失礼にあたります。反対に、冷やかし目的の人、話を聞きたいだけの人、特典が目当ての人には適当に営業担当を割り振ります。ただし、すべての店舗がこのようになっているわけではありません。
業務量に余裕がある人が営業担当者になることがある
営業担当者に課せられているノルマが未達の場合、昇給や昇任に不利になるだけではなく、店舗の評価が低下してしまうことがあります。そこで、月末や年度末に成績が振るっていない営業担当者を割り振ることもあります。裏を返せば顧客をそこまで抱えていないので、業務量に余裕があります。丁寧に対応してもらえる場合がありますが、コミュニケーションや実行力に不安があるかもしれません。
よくあるトラブル事例とは
営業担当者といえどもレベルは異なります。自分と合わないと思った段階で見切りを付けるのも有効です。
マニュアルに基づいたトークしかできない
頼りない印象を抱いてしまう人が多くいます。よくあるのがマニュアルに基づいたトークです。まるで音読しているかのような印象を与えてしまうだけではなく、この人に任せて問題ないのだろうかと不安を覚えてしまいます。こちらの問いかけにもスムーズに答えられないだけではなく、質問を持ち帰る数が多いのも特徴です。そのため、話している内容が事実なのかどうか、誠実に対応してもらえるのかどうか心配になります。
要望を聞いてもらえない
顧客の要望を無視して自分の意見を押し通そうとする人も危険です。設計やデザインなどの決めなければいけないことがたくさんある注文住宅で、そのような態度をとられると気になって仕方ありません。自分の知らないところで勝手にデザインを変更されているのではないか、オプションを付けられているのではないかと疑ってしまいます。あくまで顧客ファーストの姿勢を貫くことが大切で、それを実行できていない営業担当者は避けたほうが無難でしょう。
相性が合わない
人間同士なので、合う人もいれば合わない人もいます。波長が合わなくてつらい人や清潔感がなくて見た目から好きになれない人もいるでしょう。また、波長や見た目だけの理由で営業担当者の交代を申し出るのも難しいものがあります。
できれば避けたい!トラブル回避方法とは
事前にトラブルを回避するための方法を紹介します。安心してサービスを利用できるようにしましょう。
最初から実績のある人を営業担当者で指名する
実績のある人は、顧客から高く評価されている可能性が高いです。そのため、責任感を持って一生懸命サポートしてもらえます。よい仕事をする人のもとに仕事が集中するので、そのような人であれば安心して任せられるでしょう。
友人や知人から紹介してもらう
実際にサービスを利用したことがある友人や知人から紹介してもらいましょう。よくない営業担当者を推薦する人はいません。友人や知人が紹介してくれる人と一度会ってみましょう。
まとめ
トラブルに巻き込まれてしまうと、自分の理想とする住まいの実現が難しくなる可能性があります。そのような場合は、ほかの業者のもとに向かうか営業担当者を変更してもらうとよいでしょう。決して我慢しないでください。自分でトラブルにならないように対策を講じることで、不快な気分になることなく、理想の住まいを手に入れられます。トラブルの事例や対策はインターネットでも確認できるので、内容を参考にしてください。