ライフプランって何?住まいの相談で立てるべき計画とは

公開日:2022/12/01

住まいについて調べていると、必ずといってよいほどライフプランという言葉に出会います。近年、よく目にするようになったこのライフプラン、実はその意味や重要性を正確に説明できる人は少ないのが現状です。今回は、大切な住まいを考えるうえで重要なライフプランについて、掘り下げて解説します。

ライフプラン・ライフプランニングとは

ライフプラン・ライフプランニングとは、直訳すれば“人生(=ライフ)設計(=プランニング)”と言い換えられます。自分の現状を確認したうえで、これからの人生でどんな生活を歩んでいきたいのか、それを思い描き形にしていく、それがライフプランニングです。

そして、近年よく聞くようになったライフプランニングは、こうした考えをもとにお金という切り口に焦点をしぼっているものがほとんどです。とくに、これから住まいの相談をしようとしているあなたにとって、この“お金の面から将来を考えるライフプランニング”こそ必要なものといえるでしょう。

なぜライフプランを立てる必要があるのか

では、なぜ今このタイミングでライフプランを立てる必要があるのでしょうか?その理由について詳しく見ていきましょう。

住宅購入は家計収支を大きく変える

当たり前ではありますが、住宅購入には何千万円という大きな金額が必要です。そして、ほとんどの人はこの金額を住宅ローンで調達し、30年以上に渡って完済までずっと返済を続けます。

つまり、住宅を買うとは、長期で毎月計画的な支出が発生することを意味しているのです。ライフプランを立てるとは、途中で返済できなくなってしまう心配はないか、ローンの返済のせいでほかの必要な支出を削ることにならないか、こうした問題点が起きないかを確認しているのです。

自分に合った将来設計が見えてくる

「都心のマンションに住みたい」「子どもは〇人ほしい」「将来、子どもを医学部に進学させたい」など、皆さんもさまざまな夢をお持ちでしょう。しかし、その夢がすべて叶うとは限らないことも同時に分かっているはずです。では、本当に叶えたい夢、叶えられる夢はなんなのか、ライフプランを立てることでそれがある程度見えてきます

お金という視点からとらえているので、金銭的に可能なものなのか、判断ができるのです。「毎月〇万円ぐらい貯金ができれば、子どもの学費の準備はOKだな」など、具体的な数字まで落とし込めれば、その夢は実行可能性が高いといえるでしょう。

家計の見直しにつながる

長期にわたるマネープランを考えるうえで重要なのが、毎月の収支バランスです。毎月1万円貯金する家計と、毎月5万円も貯金できる家計では、10年後に貯蓄額に480万円もの差が出ます。そのため、日々の中で無駄な支出はないかという家計の見直しが大きな意味を持ちます。

たとえば、携帯電話・インターネットなどの通信料は高くないか、保険料を払いすぎていないか、無駄なサブスクに加入していないか。一見、小さなことのようですが、その積み重ねが将来の大きな差になるため、ライフプランニングでは家計の見直しが重要になってくるのです。

ライフプランの作成の仕方

それでは続いて、実際にライフプランを作成する手順について解説します。ライフプランの作り方はさまざまありますが、一般的には次の4ステップで作成するとよいでしょう。

ライフイベントをリストアップ

今後起こりうるイベント、やりたいことなどを思い付くままに書き出しましょう。ここでの注意点としては、書き出したものには最終的に優先順位をつけて、必ず叶えたい夢とできればやりたいことの線引きをある程度はっきりさせておきましょう。

ライフイベントが起きるタイミングを確認する

書き出したイベントを時系列に並べ替えてみましょう。子どもの入学や卒業などは明確に時期が決まっていますが、そうでないものもあるはずです。その場合でも“いつまでには”というやんわりとした目標をつけてみましょう。

また、並べ終わったら、各イベントが何年後にあるのか、その時の家族の年齢はいくつになっているのかも一緒に書いておくとあとで見直すときに便利です。

それぞれのイベントで必要となるお金を計算する

次にお金の部分です。各イベントで必要となる金額を出しましょう。正確な数字は分からないものが多いと思いますが、一般的なものであればインターネットで調べればおおよその金額は分かります。

「マイホームは注文住宅にする」や「子どもは中学校から私立に通わせたい」など、さまざまな場合のモデルケースを見つけられます。

時系列の表にまとめて、収支や貯蓄額を確認する

最後に、ここまでの作業で書き出したライフイベントをExcelやスプレッドシートなどの表にまとめて、収入や家計支出などを追記すれば完成です。これを見れば、いつまでにいくらの貯金が必要で、現状の計画では足りているのかが分かるようになります。

もし、金額が不足する時期が発生するようであれば、計画の見直しが必要だということになります。

ライフプラン作成に住まい相談窓口は利用できる?

ここまでの解説を読んで「ライフプランの重要性は分かったけどやっぱり自分には難しそうだ…」と感じている方もいるでしょう。そんなときは、お近くの住まい相談窓口に相談してみましょう。

「住まいの相談窓口って家の話を聞いてくれるところでしょ?」と思うかもしれませんが、なんとライフプラン作成の相談にも乗ってくれるのです!どこの営業担当者でもないので中立公平な視点からアドバイスがもらえるうえ、何回相談しても費用はかからないというのも嬉しいポイントです。

まとめ

今回は、ライフプランについて解説しました。ライフプランの作成は、住宅ローンを組むときだけでなく、いつのタイミングでも必要となってくるものです。就職をした、家族が増えた、子どもが学校に入学した、など人生のさまざまなタイミングでライフプラン作成は重要になってきます。

また、一度作成した場合であっても、時間の経過や環境の変化によってあなたに合うライフプランも変化しています。作成済みだからと安心せず、常に自分に合った状態になっているのかという定期チェックも行っていきたいですね。そんなとき、住まいの相談窓口はきっと力になってくれるでしょう。

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