注文住宅の間取りの決め方の手順や設計時の注意点について解説!

公開日:2023/09/15


これから注文住宅を建てたいと考えていても、どのように間取りを決定すれば良いのか分からない人もいるでしょう。ハウスメーカーや工務店の力も借りながら1つずつ丁寧に進めていきましょう。必ず取り入れたい条件を盛り込んだ後は、逐次アドバイスをもらうようにしてください。チェックポイントも紹介します。

注文住宅の間取りの決め方の手順

まずは、部分的に理想とする間取りを自分で考えましょう。和室を取り入れたい、リビングの隣にダイニングを設けたいなどのプランを思い描くところから始まります。

間取りの事例を確認する

リビングの隣に和室がある間取りや、玄関に収納スペースが付いている間取りなどを確認して、自分の住宅でも取り入れたいと思った事例があれば参考にしましょう。

間取りを提案してもらう

自分の要望を伝えてハウスメーカーや工務店に提案してもらいます。土地の場所が分かっていれば、土地に合わせた間取りを提案してもらえるでしょう。

プランを練り上げる

見積書の内容も確認しながらプランを練り上げます。ハウスメーカーや工務店が提案した間取りはあくまで一例なので、自分が納得できるまで時間をかけましょう。

注文住宅の間取りのチェックポイント

9個のポイントを紹介します。後悔しないように念入りにチェックします。

動線

出勤や通学などはこれからも頻繁に行われます。このときにストレスを感じない動線になっているか確認しましょう。また、生活動線だけではなく家事動線も確認します。洗濯機と脱衣室の配置、キッチンと冷蔵庫の配置などは重要です。無駄のない効率的な動線になっていると、生活を送りやすいでしょう。

収納量

収納スペースの広さが足りていないと、リビングなどにものが溢れてしまいます。見た目を損なうことになるので、収納スペースの広さは奥行きも考慮しましょう。

視線

玄関を開けたときにほかの人の視線が気にならないようにしましょう。プライバシーを保護するために目隠しのフェンスなどを設けるようにします。あまり見られたくないリビングなどは、玄関から離れたスペースに設けましょう。

採光

リビングに光が届かないと、人工照明に頼ってしまうことになります。健康にも良くない影響を及ぼすので、住宅の向きだけではなく隣家との関係も考慮しましょう。朝型の生活リズムの人は東向き、夜型の生活リズムの人は西向きにすることで、生活を送りやすくなります。

景観

緑の景色を窓から取り入れたいと考えている人は、大きめの窓を設置しましょう。反対に、ほかの人からあまり見られたくない場所は、細長い形状の窓にする、シェードを設置するなどの工夫が必要です。

風通し

住宅の小さい窓で換気できるようにしましょう。風通しが良いと、夏場であればエアコンの稼働時間を短縮できます。また、体調管理の面でも換気は必要なので見逃さないようにしてください。

外観

単調な外観にしたくない、あまり派手な外観にしたくないなどの要望は業者に伝えましょう。おしゃれな外観にしたい場合は、屋根の形状や外壁材を工夫するだけでも効果があります。予算の範囲内で楽しみましょう。

コンセントおよび照明

毎日使用するスマートフォンを充電するためのコンセントや、室内の照明スイッチなどの場所は、家族の身長などに応じて適切な位置に設けるようにします。後から数を増やすのは難しいので、きちんと計画しましょう。

安全性と利便性

シニアになっても住みやすいように、手すりを設置して段差を解消しましょう。バリアフリー住宅にする方法もあります。

注文住宅の間取り設計時の注意点

3つの注意点を紹介します。自分の理想を叶えてくれる業者を選択しましょう。

間取りと土地の関係を切り離さない

室内だけではなく、土地に合わせた快適な住まいを提案してもらいましょう。たとえば、玄関が道路に面していると、出入りするたびに視線を感じてしまいます。また、隣家がそばに建っていると室内に太陽光が入らなくなる可能性もあります。土地の特性も考慮して設計してもらいます。

間取り図と見積書はセットで比較する

予算の範囲内で住宅を購入することは大切です。どのような設備にいくらの費用が発生するのか確認するためには、見積書も必要になります。できる限り費用を抑えたい場合は、自分や家族にとって不要だと思われる設備を除外しましょう。たとえば、ベランダや室内で洗濯物を干したいと考えている場合、浴室乾燥機は不要になります。

設計力のある業者を選択する

自分や家族が考える理想の住まいを実現できる業者を選択しましょう。感性の部分が一致しないと住宅が完成したときに困ってしまいます。内装、外観、構造などに納得できる業者にサービスを依頼してください。

まとめ

住宅を購入するときは大きな買い物となるので、焦ることなく間取りを考えていきましょう。自分がどのような住まいで暮らしたいのかイメージすると分かりやすくなります。分からないことは業者に確認しながら1つずつ進めていくことが大切です。この際、予算の範囲内で収まるようにしましょう。設備や性能は必要だと思うものを取り入れるようにします。引き渡し後に悔やまないようにしてください。

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